日本の教育方針

十数年前に始まった「ゆとり教育」。
それが日本の子供たちの学力低下、最大の原因になったのではないのかと問題視されました。
「ゆとり教育」の実施は見直しとなり、「脱ゆとり教育」へと方向転換です。

「ゆとり教育」以前は、「詰め込み教育」と言われていました。
「まる覚え」に近いやり方で、知識を次から次へと詰め込みます。
「詰め込むだけ」から起こる様々な問題点を改善するための「ゆとり教育」だったのです。

必須の学習範囲を減らし、その分、生徒個人の自主性を大切にするのが目的でした。
「脱ゆとり教育」は学習範囲をまた広げることになりましたが、今後、日本の教育はどのような方向に向かうのか。
これからの日本を背負ってたつ子供たちのため、真剣な議論が必要です。

詰め込み教育は、受験を意識し過ぎたこと、ゆとり教育は自主性に任せ過ぎたことがそれぞれ反省点だったのではないでしょうか。
単純に簡潔に、インプットとアウトプットをバランス良く実施すればいいのです。

このサイクルは、どこでも通用するはずです。
知らないことを学ぶのは、机上の勉強だけでは頭でっかちになり、現場のノウハウは絶対に吸収することは出来ません。

逆に、実際に対象に触れながら、知識とマッチングさせていくことの方が、実は効率的な場合もあるでしょう。
失敗も成功も、身を以て体験することが、何よりの学習です。
体験を通じて、知識が身に付くことを覚えさせることが、教育の基本ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

国家資格の必要な整備士も、知識だけではなく、輸入車の出張車検サイトのように、幅広い対応は現場での経験の賜物でしょう。
資格が全てではありませんが、一定のスキルレベルを公的に証明するものなので、大事に活用したいものです。

日本と世界の大学制度の違い

アメリカの大学を卒業した私は、日本に帰って就職をしました。
なんだか世の中おかしいことだらけで、どうして日本はこんな国になってしまったのか、と毎日考えながら過ごしています。
日本の大学の制度は、先進国と比べて、とても特殊です。

日本の大学は、入学は大変困難であり、一度入学してしまえば、卒業することは容易です。
しかしながら、世界の大学は、入学はある程度容易ですが、卒業することは大変困難です。
海外では、子供の頃は、想像力が豊かになるよう、自分で物事を考えられるよう、教育を受けます。
とても健全な幼少期だといえるでしょう。
そして、その生活は大学へ入ると一変し、毎日が勉強です。
専門書を読み漁り、毎週レポートの提出やプレゼンテーションの準備をします。
もし、これらの勉強を怠れば、単位は一切取れません。
幼少期に想像力を育み、大学でしっかりと勉学に励み、自分の目的をきちんと持って、社会に出て行きます。
一方で、日本では幼稚園からお受験戦争があり、小学校低学年から塾に通うことが当たり前です。
一旦受験に失敗すれば、親は落胆し、子供はショックを受けて、引きこもりや非行に走る場合もあります。
落ちこぼれなかった子供は、受験のテクニックを覚え、無事に大学に進学すれば最後。
バイトやコンパに時間を費やし、肝心の勉強はろくにせず、単位がもらえてしまいます。
大学名だけで就職が出来、社会へ出て行きます。
専門的なことを学べる大学で、ろくに勉強もしなかった若者が社会に出て、活躍できるでしょうか?
日本で起こる様々な問題は、日本の大学制度によるものが大きいのではないかと思います。
4~6年間、大学で一生懸命勉強し、沢山の知識を身に付けている世界の若者と比べて、どちらが世界で活躍できるかは一目瞭然ですね。

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