悩みを相談するな

中学生の頃、ダンスやボーカルを教えてもらう教室に通っていた。
今考えると、かなり厳しいレッスンを行っていた。
夏休みの強化レッスンは今考えても地獄のように辛かった。

仰向けに寝転がり、脚を伸ばしたまま床から30度上げる。
そのままアップテンポの歌を歌いきらなければ、またやり直し。
みんながで汗をダラダラと流しながら声を出していたあの光景は忘れられない。

同年代の女の子が多かったため、クレープを食べに行ったりプリクラを撮りにいったりと仲良くなっていた。
しかし、私たちの様子を見て、先生は「仲良くても構わないが、悩みを相談するな」と言った。
誰かが、学校で起きた嫌なことや、好きな人に振られたことなどをレッスン前に話すと、「そっかぁ…。そんなことがあったんだ…。」とみんなが同情し、マイナスの感情を共有してしまう。

先生はレッスン場に入ってきた瞬間、そのマイナスの空気が流れているのをすぐに察知し、明るい歌も歌えないし、腹筋に力が入らなくなるから、悩み相談はやめろと指導してきた。
「悩みを話す人はみんなの足を引っ張っている。嫌なことを吐き出す相手に、レッスン生を使うな。仲間ではあるが、友達じゃないから。」と強い口調で言われたのが今でも忘れられない。

大人になってから、先生の言っていたことがよく分かる。
マイナスの感情は伝染するのだ。
カフェでお茶しているときに、旦那や会社の愚痴を話しているグループと、彼氏ができたばかりの子の初旅行の話をしているグループでは、全く流れている空気が違う。

女はとくに、悩みをすぐに話したがるし、同調してほしいがために話すので気持ちの切り替えができない若い内は、マイナスのことを伝染させるべきでないなと思う。

ネガティブな人と話していると疲れる

ネガティブな人と話していると疲れる。
基本的に言い訳が多く何かアドバイスしても「でも~」「だって~」と必ずと言っていいほど使ってくる。
それなら相談するなと思ってします。

話を聞いて欲しいんだろうけど、いつも悩みは同じことで解決策を求めようとはしない。
自分か変わろうとせずに相手への変化しか求めない。
自分のことを棚に上げて相手を批判してるだけでしかないと思う。

「自分が悪いから」って言うなら何故悪いとこを治そうとしないのか、それは結局は自分が悪いとは思ってないからだとしか思えない。
誰だって注意されたり批判されたら面白くないし怒りも込み上げてくる。
だけど、反省も大事だと思う。
注意をしてくれる人がいるうちがいいと思って欲しい。諦められると誰も何もいわなくなる。

人はみんな心が弱くて、弱さを見せないために強がってるだけだと私は思う。
弱さを見せることは、負けることでも恥ずかしいことでもないけれど弱さを見せることはとても臆病に見えてします。
弱さをさらけ出す人のほうが本当は強いと思う。
私にはそんなことはできない。
人前で泣きそうになっても涙を必死にこらえ人のいないとこで泣いてしまう。
悲しかったり悔しかったりいろんな感情で涙は出るけれど、隣に人がいるだけで堪えてしまう。
弱さを見せることに臆病で隠すことばかり覚えてしまったからだと思う。

心だけではなく顔にも仮面を付けている人は多数います。
見分けはつかないけれど、みんな同じ悩みなど心に抱えているんです。

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