現代アート

作者の没後に作品にスポットがあたるということが珍しくない絵画の世界。
美術館の企画展などを見に行き、そのようなことが説明として書いてあると、今私たちは熱心に鑑賞しているよ、と力強く言ってあげたくなる。

現代アートの展示もたまに行くが、正直分からない世界だ。
これがなぜ何億円もするの、と理解に苦しみながら順路を進むので、世界観に入り込めない。斜に構えて絵画を鑑賞するからだ、と思い一生懸命見るが、やっぱりよく分からない。

もしかしたらこの作者たちも没後に脚光を浴びることになるのかと、まだまだ若い作者の縁起でもないこの先のことまで想像してしまう悪い癖。
ストレートに作品を見てもよく分からないからといってどうでもいいことを考えて順路を終えてしまうのだ。

作者の意向なのか、あまり作品の解説やタイトルを掲げていないことも多く、そうなると理解してもらう気がないのか、と思ってしまう。

一度、作者の方による解説を聞きながらじっくりと見せて頂く機会があったが、そのときは単なる直線も違ったように見えた。

なぜこのキャンバスサイズを選んだのか、色遣いを思いついたときのインスピレーションの元などを伺うと非常に興味深く作品を拝見することができた。
現代アート展にはぜひとも、びっしりと作者による解説をつけてほしいものだ。

ルーブル美術館に通う日々

私が20代の頃になりますが、会社の同期と一緒に冬のボーナスを貯めては、海外旅行に行っていました。
私の勤めていた会社は、年に一回長期有給休暇を取得する制度が浸透しており、頑張った自分へのご褒美として堂々と一週間お休みをとれたのです。

よく行ったのはヨーロッパですが、中でもフランスには3回行きました。
美術館めぐりが最大の目的です。

とりわけルーブル美術館は一日では終わらず、連日通っていました。
モナリザの周りには人だかりがしていて、ゆっくり鑑賞するのは無理ですが、他にも有名な絵画が多く展示されているので、本物の醍醐味をじっくり鑑賞することが出来ました。

鑑賞の後は、シャンゼリゼ通りで日本人が経営しているフランス料理を食べながら、友人と明日の予定を立てるのです。
子供達が大きくなった頃、またルーブル美術館に行きたいです。

地域の身近な美術館にも足を運んでいますが、来場者に結構バラツキがあり、集客に苦労しているようです。
儲けのために展示会や展覧会を催しているわけではないとは思いますが、賑わった方が、主催者冥利に尽きるでしょうし、更なる美術品を展示できる資金にもなるでしょう。

国外の有名作品だけでなく、国内の芸術家予備軍への投資も出来ますよね。
ひとつ思い出しました。
ループル美術館でふたりで行ったとき、さりげなくヘブンリーレッドの結婚指輪を差し出してくれたのは、今の主人です。

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