現代アート

作者の没後に作品にスポットがあたるということが珍しくない絵画の世界。
美術館の企画展などを見に行き、そのようなことが説明として書いてあると、今私たちは熱心に鑑賞しているよ、と力強く言ってあげたくなる。

現代アートの展示もたまに行くが、正直分からない世界だ。
これがなぜ何億円もするの、と理解に苦しみながら順路を進むので、世界観に入り込めない。斜に構えて絵画を鑑賞するからだ、と思い一生懸命見るが、やっぱりよく分からない。

もしかしたらこの作者たちも没後に脚光を浴びることになるのかと、まだまだ若い作者の縁起でもないこの先のことまで想像してしまう悪い癖。
ストレートに作品を見てもよく分からないからといってどうでもいいことを考えて順路を終えてしまうのだ。

作者の意向なのか、あまり作品の解説やタイトルを掲げていないことも多く、そうなると理解してもらう気がないのか、と思ってしまう。

一度、作者の方による解説を聞きながらじっくりと見せて頂く機会があったが、そのときは単なる直線も違ったように見えた。

なぜこのキャンバスサイズを選んだのか、色遣いを思いついたときのインスピレーションの元などを伺うと非常に興味深く作品を拝見することができた。
現代アート展にはぜひとも、びっしりと作者による解説をつけてほしいものだ。

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